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ナウい会社その5「何事も経験だ」

組織変更

4月から新しい期が始まります。

部署の異動を言い渡された方、昇進された方、現状維持の方と不安がいっぱいの月です。

人は変化を嫌う生き物です。

かくいう私もいざ自分の身に何かあると思うと、ポジティブな気持ちよりネガティブな気持ちの方が上回ります。状況にもよりますが。

私の会社も例年通り部署が変わります。

まぁ変わったところで人に仕事が付いている会社なので外面だけで中身はそこまで変わらないのが実態です。

新入社員も入ってきますね。

ようこそ。社畜の世界へ。

私がよく言ってることですが
「この会社の人は時間がわからないし、音も聞こえない。だから定時になっても帰らない。なので君たちは自分の時間間隔、耳を信じて今後生活してください。それでも帰りにくい空気というのは存在します。そういう時はちゃんと残業時間を明記して無駄な時間を送らないように!」

と。自分に言い聞かせる意味も込めて。そして組織を下から変えていくつもりでやっています。

今年は言う機会があるだろうか・・・

「何事も経験だ」

特にこの時期に言われることが多々あると思います。

意味の分からない異動を言い渡され納得がいかず、理由を聞いても腑に落ちない。

結局この言葉で締められます。

だったら!

お前がまず経験しろよ!

自分ができないことを押し付けて。

だったらもっと誠意を込めて!

って私は思います。

もちろん。
私は人として、社会人としてまだまだです。
ましてや1社にしか務めていないから人間関係にも偏りがあります。

うちの会社独自かもしれませんが続けます。

ナウい会社シリーズで散々言ってる通り、突発的な思い付きが反映されちゃう会社です。

特にこの時期はそれが如実に出てしまいます。

上司も「上が言ったから」
で詳細は直前まで知らないのか言えない状態です。

一度解散させた部隊を再度復帰させたりと意味不明、無駄の塊のようなことをやります。

もちろん拒否する方もいますが、聞く気なし。

上も思い付きでやったため、根拠はないから納得できる答えを持っていません。

だからって「失敗したら俺が責任取る」ことはないです。

そして決まり手が
「何事も経験だから」

はい。

どうやら下の者の意見を聞く経験は経てないようで・・・

飲み会でも同じことしか言わないというか言えないんですようね。

説得力のある「何事も経験だ」

そんなものはない

結局、妥協して受け入れるしかないんです。

経験談から物事を語る。これは多くの方が行っていることですが。

多方面にわたる意見を言える方は多くの経験を得ているのではないでしょうか。

ある意味信頼を得てる人は経験をたくさんしている人に当たるではないでしょうか?

そもそもそんな人は自分から「何事も経験だ」なんて言えない気もしますし、その状況にならず納得させられそうです。(淡い期待)

私が思う何事も経験だ

この言葉は

自分自身に使うものであって相手に強要するものじゃないと思います。

今まで散々ネガティブイメージで書いてきましたが、本来の意味としてはポジティブなものです。

新しい一歩へと導く素敵な言葉です。

それを相手に押し付ける意味で使ってしまっている事態が多々ある。
結果的に、今回のようなネガティブな考えに至ってしまったと思います。

他人に弱みを見せたくない。わかります。

ごまかそうと綺麗に言おうとするからこんなことになってしまうんだ。

綺麗な言葉をいくら使おうと、その人自身が汚かったら駄目なんだな。

残された1か月もう何も変えられないのか。