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人生とRPG

私は勇者ではない

僧侶でもシーフでもない

魔王を倒すと言った明確な目的はない

生まれも育ちも普通

誰かに誇れるものがあるわけでもない。





それでも





私は、私の人生と言う物語の主人公である。



はい。

人生とRPGってなんか似てるなーっと本を読んでて思いました。

万能型が評価される学校

学校の成績優秀者って

・全教科点数が良い
・運動もできる
・先生受けが良い
・何かしらの役員をやっている

だと思います。

また、その方って、科目を深く理解するのではなく、評価を取るために効率よく勉強してるイメージがあります。

複数教科で良い点を出すためには、教科書以上のことを勉強しないというかできないんですよね。

自分の学校では、教科書についてる問題ができればテストでそこそこの点をとれました。

RPG序盤

パーティ全体がまだ互いを補助できる強さを持っていないため、自分のことで精一杯。
攻撃特化型になればすぐやられてしまう。
防御特化型になればじりじりと削られてやられてしまう。

求められるのはバランスのいい万能型。
攻守のバランスが良く、攻撃、回復魔法も使える。

第一線に立つのは特化型

ある業界のトップに立つ人。第一人者の人って「当時は好きなことばかりやっていました」みたいな人が多い気がします。
型にはまらない思考や、ある能力がずば抜けている方が社会人では大きく成果を残している印象です。

・しゃべりが上手い
・演技が上手い
・野球が上手い
・センスが良い

等々

代わりとなりえる人が少ないですよね。

万能型だった人は安定した職業に就職し、着実に立場を高めていく、勝ち組だと思いますが、その道の先駆者。トップではない気がします。

後半に光る特化型

RPG後半になると各メンバーの役割が明確化し
攻撃、防御、サポートと各々の行動を行います。

どんなに硬い敵にもダメージを与える攻撃力、魔法
味方をかばうこと、強力な一撃にも耐える防御力
バフ、デバフにより戦闘を優位にするサポート

万能型は決定打がなかったり物足りなさの都合上パーティから、外れてしまいがちです。

そう考えると

この人生とRPGって似てるなと感じました。

特化型には厳しい学校

学校は全教科ある程度できないと評価されません。
どんなに1つ飛びぬけたものがあっても他が駄目だと
「~ばかりやっていないで、他の勉強もしなさい」

と言われます。

教育である以上仕方ないこととはいえ、子供にとってはなかなかに辛いことだと思います。
中には才能の芽を摘んでしまう場合も・・・

だからって1つだけでも光るものがあれば好きなようにやらせていいかと言われればそうとも限らない。

全く違うと思われていた分野から何かに繋がる一手が見つかる可能性だってある。

結局、学業は今の形が適しているんですかね。何が正しいかなんてわかりません。

周りの環境や教師次第かな。

でも最近の教師は大変ですよね。

いじめ問題や体罰問題

しまいには魔王顔負けのモンスターの攻撃を耐えなきゃいけないんですから。反撃なんてした日には倍以上になって跳ね返ってくるし。

もう、世の中わけわかんねー。

経験値

RPGは一緒に行動する味方が強ければ、本人に見合わないダンジョンに行ってもクリアでき、急激なレベルアップが見込める。

また、ダンジョンに入って不相応だと思ったら抜けてランクの低いダンジョンへ入ることができる。

だからこそ、序盤で使われず置いてけぼりの状態でも短時間で何とかなる。

現実

仕事ができる、勉強ができる人と一緒にやっても経験値が入らない場合もある。

塾に入ったが不相応だと感じた時には辞めるのが大変。
ましてや仕事なんて・・・

そう。

私たちは勇者よりも大層なことは成せないが、進む道は勇者以上に険しい。

自分に厳しく、他人に優しくと言うが

本当の意味で自分に優しくできるのは自分しかいないと思う。

あなたの人生という物語の主人公はあなたしかいないのだからとことん優しくしていきましょう。

ちなみに私はビアンカ派(DQ5)

読んでた本