納刀時の刃の向き
小学1年から高校3年までの12年間剣道をやっていた身としては納刀時の刃の向きは上であることが普通であると体に染みついている。
そのため、アニメやゲームで納刀時に刃が下になっているシーンを見るとすごい違和感がある。
クリプト
コダチマル
納刀モーション、鞘の向きから刃が上になる
太刀
起源は平安時代
太刀の基本運用は馬上戦にて使用される。
そのため運用時は腰から吊るしていたそうです。
この状態を佩く(はく)というそうです。
今回の画像で言うと鈴鹿御前がわかりやすいですね。
スクールバックの内側(体側)に刀を吊るす紐?みたいなものがありますね。
これは揺れる馬上において安全に刀を抜くために下に向けられています。
刀(打刀)
起源は室町時代
基本運用は歩行。
いつでも簡単に抜けるよう腰の帯に差しています。
画像が変わりますがFGOの岡田以蔵が非常に見やすかったので
これは立った状態でもすぐ抜けるようになっています。
一見簡単そうに鞘に入れていますがこれが意外と難しい。
刀って長いんですよね。なので鞘自体も動かしてあげないと、先が上手く入りません。
竹刀では鞘が無いので実感ですが、模造刀で実際にやってみると綺麗にできず、手元を確認しながらじゃないと入れられませんw
よく刀を2本帯刀している絵を見ますが、これは大刀と小刀に分けられており、基本は大刀を用いりますが、大刀が破損したり、狭い場所で振り回すのが困難な場合に小刀が用いられます。
2刀流の場合もあります。
とこんな感じで納刀時の刃の向きは刀か太刀によって異なります。
刃単体で見た時の刀と太刀の明確な違いはないそうで、基本的に太刀の方が長く作られているだとか刃の反り具合が異なるとかありますがぱっと見わかりません。
見分ける際は長さ、反り具合、そして銘柄と年代から総合的に判断して決めるそうです。
ゲームやアニメでは使っているキャラがどの時代人を参考に作られたかの目安になりますね。
今回は以上となります。