世界樹が視る夢
まず、時系列から。
これは主人公の年代の出来事で良いですよね。
列伝後半はメインストーリーのニブルヘイム編のオーディンルートになっており主人公視点では見ることができなかった物語を消化できました。
ネタバレを含みますので注意!
素直な感想
ヘルのフルボイス最高か!!くっそ可愛い。でもその可愛いボイスとは裏腹に言っていることはエグイ。
ユグドラシルとの会話の
「命だったら知ってるよ?死ねるってことでしょ?生まれるって、死ぬことの始まりでしょ?」
は、その通りだなーと思いました。
ヘルの言い方だと「死ぬために生まれてきた」なんて聞こえます。
何を前提に話すかによって同じ言葉でも意味合いが変わってくるそんな感じの子でした。お友達にはなりたくない!
今回のガチャ限のムニンちゃんも可愛いし、全然表情変わらないなーと思っていたら
意外と表情差分もあり嬉しかったです。割ともろいところも可愛い。
ムニンちゃんは活躍したというよりピンチの場面が多かったのでヒロイン気質の持ち主なのでは・・・
性能については後日書こうと思いますが、なかなか難しいユニットです。火力がね・・・
あと、フェンリルはまさかまさかの幻獣化!
イケメンすぎる。結構胸熱展開だったのですが、結局敵側になってしまいましたね。悲しい。犬が剣を咥える姿ってのは有りがちですが、全然ありだと思います。ロキとノアはつながっていた感じがあるので結局のところノアの実験の一つなのかななんて思っていたり。この人どこでも出てくるなぁ~
感想
結局そうなってしまうんだなと思いました。
ミーミルの見た目となった妖精ユグドラシルですが、何かのきっかけで「ミーミル」という人格が復活しハッピーエンドを期待していたのですが、残念。
死んでしまった好きな人と同じ見た目の別人とずっと一緒にいるのは相当ストレスじゃないのでしょうか。
その人じゃないと分かっていても、「あの人だったら」とふと思うことだって多々あると思うし、そう動く、話すことを望んでしまうんじゃないでしょうか。辛い。ストーリー中でも互いが互いを苦しめていると言っていましたがまさにその通りだなと思いました。
もちろんミーミル以外にも口の少ないオーディンに対し、憧れや信頼、理解してくれる人のおかげで最終的にオーディンがデレたわけですが2000年もかかったんですよね。列伝だと薄っぺらい感じもありますが、それはそれは長い年月をかけたわけです。
2000年前は生きるために必死で本当に戦うことしかなかったし、絶望の淵にいたわけです。愛する人も死んでしまい、心を開くなんてひじょーに難しいわけですよ。そう思うと感慨深いものがあります。
ある意味これで神宿りの森の物語は一つの終わりを迎えたってことですかね。
次オーディンが目覚めた時、それは契約追加の時・・・
あと
ロキについて
復讐パワー!ってのはわかりますがThe!敵の割にはムニンを吹き飛ばすだけでとどめを刺さなかったりバルドルに角笛掴みっぱなしにさせて何もしなかったり意外と空気読む感じのことをしていて面白かったです。
先月の列伝でもありましたが尺の都合上薄っぺらくなってしまう人が出てきます。それが異常なほど目立ってしまうのがもったいない感じがします。
とはいえロキが成そうとしたことが今後の展開に深くかかわってくる故に出せなかったのかななんて思いました。
ヘルもそうでしたがお父様であるロキも光属性ってのは意外でしたね。悪=闇のイメージが強いせいか対極の光のイメージはないです。もしかしたら闇ヘルのパターンあり。そして覚醒する光オーディン。なんて与太話でした。
複数のストーリーが1つになって終わる瞬間。クリプトはこの話の流れが非常に上手いと感じます。素敵な物語でした。
以上!ありがとうございました。