模写は練習になります。
未だ未熟な絵を描いている私ではありますが、模写は練習になると思います。
とはいえ模写ばかりしても上達しないというのも最近わかってきましたのでそのことについて書いていきます。
良いところ
絵を描きたいと思った時に模写からやるのが始めやすく続けられやすいと思います。
描きたいと思った絵をずっとみているのは苦にならないし、うまく描けたときはうれしい。
技術云々ではなく目で見た情報を手を使って出力するだけなので、続けていればうまくなっていきます。
うまく描けないところを何度も描いたり、うまく描くために補助線の活用など、最初の時は分からないところが分からない状態だったのが分からないところがわかり、解決しようとステップアップしていきます。
人は思った以上に自分の体を頭で考えた通りしっかり動かせません。その補正もでき、線がだんだん綺麗になっていきます。
好きなキャラを描けばいいのでモチベが低下しにくいです。
鍛えられないところ
自分の場合に限るのですが、模写は見たまんまを描けばいいので何も考えずにできます。
数をこなせばそれなりに描けるようになってしまうので変な自信がついてしまいます。
変な自信とは
自分はうまく描けるものだと思い込んでしまう点です。見たまんまを描く技術は確かにありますが、お手本とは違う構図にしようとした途端手が止まって描けなくなる可能性があります。
*自分がそうだったので描いただけでもしかしたら少数派かもしれませんが。
そのため模写だけやってもうまくならないこと、考えながらやらないと意味がないというのはこういうことに繋がるのかなと思います。
最後に
現在二次創作等を描いていますが、資料をたくさん見ます。服の構造、見え方を考えたり、調べたりします。
模写していた時よりも大変ですし、クオリティとしては下がっていると思います。それでも好きなキャラに好きなポーズをさせたり好きなコスをさせたりできるのはいいものです。
模写して気持ちよくなるのも良いですが、オリジナルの構図、オリキャラを描いてもっと気持ちよくなりましょう。