物理的な無駄
物理的なエネルギー変換は基本的に等価交換です。
物を落とす際、高ければ高いほど、重いければ重いほど地面に落ちた時の衝撃、威力は大きくなります。
しかし、世の中100%の変換というのはほぼ無理です。音エネルギー、熱エネルギーという無駄が発生してしまいます。
音というのは身近にあり、特別なことをしなくても感じることができます。
この「音」を意識するだけで疲れにくくなったり、早く動けるのではないかと思います。
きっかけ
通勤時間帯の駅構内。
「バタバタバタダダダダダダダ」
と見なくてもわかる急いでる足音。
「バンバンバンバン」
と1段1段踏み込む音。
うるさいなーと感じつつ、目を向けてみるとそこまで速くない。
そういった姿を見ると残念な気持ちになります。
無駄の少ない歩き方
当然と思われると思いますが
かかとから着地し、徐々に足の裏を付けていき、踏み込むときは、最後につま先が残るように意識する。
これだけです。
足を上げてから地面に着地するまでの位置エネルギー、運動エネルギーが前に流れるよう上手くできているんですよね。すごいと感じましたよ。
もちろん音は出ますが、極力音が出ないよう、かかとから力が自然に流れるようにと意識するとどんどん小さくなりますし、歩くのが速くなります。
歩くのが速くなればそれだけ移動にかかる時間も短くなるので自分の時間というのも増えたりします。
走るときも同様のことを意識すれば、スピードアップや持久力アップも望めるのではないでしょうか。
はた目から見ても軽快な足取りに見えフォームが整っているのでかっこよく見えます。たぶん。
音について意識するだけで生活というのも変わってくるかもしれません。
靴の材質、特にヒールなんかはどうしようもないですが、「ペタペタペタ」なんてなっている時は買い替え時だと思います。
クッション性が損なわれているので衝撃を吸収しきれません。疲れやすかったり、足を痛めやすくなってしまいます。
自身の異音にも耳を傾ける
洗濯機から変な音が出たら買い替えを検討するし、電子レンジもしかり、玄関から変な音が鳴っていたら確認する。
と自分以外の音に関しては出所の確認をしているのですから、それを自身にも向けてやることで見えてくるものがあると思います。
会社では
毎日怒鳴っている人はその怒鳴り散らかすエネルギーを指導や自身の業務に変換すればいいと感じますw
また社内で出てくる社員の愚痴。これを雑音と言って無視するのではなく、少し耳を傾けてみてはどうでしょうか。
自分勝手な意見の中にも何か見えてくるものがあるかもしれません。
これは音という物理的なことより個々人の精神的なことなので関連性は低いですね。
世の中疲れることがいっぱいあります。
少しでも疲れない取り組みを心掛けていきたいと考えています。
その参考になれば幸いです。